ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

ホワイトクリスマスはロマンティックか?

風邪は大分良くなりましたが、ミュンスターはますます寒くなり、今日ついに雪まで降りました。11月中にも関わらず、雪が堆く積もり、周りの景色は真っ白になりました。

街では、すでにクリスマス市が始まっているので、ホワイトクリスマスとも言えるのですが、どんよりとした重苦しい空、強い風に吹き流される雪、ギュウギュウ詰めのバス、コートやウインドブレーカーをびしょびしょに濡らしながら、顔をしかめて足早に歩く人々、無数の足跡が付いて半分溶けかかった雪で覆われた歩きにくい歩道など、現実のホワイトクリスマスはなかなか厳しいものです。

何しろ寒くて仕方がないので、クリスマス市には人が余りおらず、雪のせいで、商売にずいぶんと差し支えが出ているようでした。売り子さんも、寒そうでした。