ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「共和党の時代はなぜ終わる」

Gooニュースで、フィナンシャル・タイムズの「共和党の時代はなぜ終わる」という記事が紹介されていました。共和党が衰退すると同様に、宗教右派の力も弱まっているようです。 しかし今や宗教右派のキリスト教連合は分裂し始めている。これは民主党にとって…

経済史を研究する意味は?

岡崎哲二氏の『コア・テキスト経済史』(新世社、2005年) の第1章は、「経済史を研究する意味」と題されています。ここでは経済史と銘打たれていますが、歴史学を研究する意味と置き換えても良いでしょう。その意味で、経済史学徒以外の歴史学研究者にとって…

フランスやドイツの過労自殺

「南ドイツ新聞」のサイトを見ていたら、ドイツの過労自殺についての記事がありました。「Überlastung im Job. "Die Arbeit hat ihn umgebracht" (過労。「仕事が彼を殺したんだ!」)」この記事によれば、フランスで連鎖的な過労自殺が起こり社会を揺るが…