ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

怪文書を書いてみたい?

うちの大学の研究室に、以前怪文書が届いたようで、周りの皆様方が熱心に読んでおられるようでした。私は中味は読まなかったのですが、見た目からして、何か異様な雰囲気が漂っている文書でした。本文も、ところどころ赤い字で書かれていたり、文字の並びが整然としていないなど、普通の手紙とはかなり異なります。また、何故か、便箋の裏にもびっしりと文章が書いてありました。当然宛名はありません。

どうも、何かを批判しているらしいのですが、ざっと読んだだけでは、何を書いているのか良く分からないような、混沌とした文章が綴られていたように思います。

しかし、うちの研究室には、以前も別の怪文書が届いたことがあるらしく、しかもその文書は、全国の大学に送られたようだとのことでした。もしかしたら、皆様方の大学の研究室にも、怪文書が届いたりしているのでしょうか。

私はこれまで怪文書なるものを見たことがなかったので、大変興味深く拝見させていただきました。何やら人間の業を感じさせる重みのあるものですね。