ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

留学生と交流したい人は結構多い

日本に戻ってきてから、変な感じがしたことの一つに、周りに日本人しかおらず、日本語しか話さないことです。私は、ドイツで長い間異邦人として生活しており、その感覚に慣れてしまったため、日本に帰ってきてからも、日本人よりも、街を歩いている外国人の方に親近感が湧くようになりました。

また、忘れないように、たまにはドイツ語を話したいので、ドイツ人を見つけたいというところもあります。そのため、なんとか留学生と仲良くなる機会を狙っていたのですが、この日、大学で日本人と留学生の交流イベントが行われたので行ってきました。

このイベントは結構な盛況で、100人は行かなくても、結構な人数がやって来ていました。やって来ていたのは、見たところ8割ぐらいが日本人で、留学生の方がずっと少なかったです。

人数が多いので、テーブル毎に分かれて、ゲームをしたり、話をしたりしたのですが、私の近くにはシベリアからやって来たロシア人の女性がいたので、主に彼女と話していました。彼女は、日本語で問題なく話せるので、英語を使わずに済みました。

ただ、このイベントで奇妙に思ったのは、見たところヨーロッパ系というか白人の留学生しかいなかったことです。大学の留学生の大半は中国、韓国などのアジアから来た学生なのですが、アジア系の学生がいたようには見えませんでした。彼らは見た目では区別できないので、日本人に紛れていただけかもしれませんが、それでも数は多くなかったように見えました。

ロシア人の女性は、いつもヨーロッパ系の学生といっしょに遊ぶと言っていましたし、留学生の中でも、ヨーロッパ系とアジア系の学生の間では、余り交流がないのだろうかと思いました。

彼女はドイツ人の留学生も知っていると言うので、後で紹介などしてもらえれば良いなと思います。今後もこのようなイベントがあるようなので、次には、アジア系の学生とも知り合いたいものだと思いました。