ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

トルコでキリスト教系出版社が襲撃される。

アメリカでの銃乱射やバクダッドでの大規模テロなど、嫌なニュースが続きますが、トルコでも非常に嫌な事件が起こってしまいました。

【カイロ=長谷川由紀】トルコの半国営アナトリア通信によると、同国東部マラティアで18日、出版社を狙った襲撃事件があり、少なくとも3人が死亡した。地元警察は事件に関連して6人を拘束した。

 動機など詳細は不明だが、この出版社は、聖書やキリスト教関連の書籍を出版しており、これに反発する地元民族主義団体が抗議を繰り返していたことから、捜査当局は関連を調べている。

トルコで出版社襲撃され3人死亡、当局が6人を拘束(2007年4月18日22時12分 読売新聞)

死者の中一人はドイツ人だそうです。まだ、ドイツのニュースサイトでも、詳細な情報は出ていませんが、やはりこの出版社は以前からナショナリストによって脅しを受けていたと指摘されています。

Deutscher bei Überfall auf Bibel-Verlag getötet (FAZ)