ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

フィリピンのCutud で聖金曜日にキリストが磔にされる。

マニラから北に95キロの場所にあるCutud という小さな村で、聖金曜日 Karfreitag に、7人の男性がキリストとして磔にされるそうです。磔にされるといっても、実際に手と足に釘を打ち付けるという恐ろしいものです。大怪我にならないように、手足を帯で十字架にくくりつけ、台の上に立つのですが、それでも釘が身体を貫通しているだけで十分すぎるほど痛いはずです。リンク先で写真が見られます。

これは、村の観光資源になっているそうで、カトリック教会が批判しているにもかかわらず、続いているそうです。ただ、この祭り、伝統的なものではなく、わずか20年ほど前に始まったものだそうです。

「BLUTIGES GLAUBENSRITUAL AM KARFREITAG. Philippiner lassen sich ans Kreuz nageln」(Spiegel Online)