ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

おかしな天気

それにしても最近は本当に天気が、ミュンスター的です。ミュンスター的な天気というのは、極度に変わりやすい天気のことを言います。今日もまさにそうなのですが、一日のうちに何度も雨が降ったり、晴れたりする、わけのわからない天気の日が、ミュンスターでは良くあります。昼間雲ひとつない青空でも、夕方になると雨が降りだすと言うのが、典型的なミュンスターの天気です。だから、突然前触れもなくにわか雨が降りだすと、あきらめ気味に、またかよと悪態をつくしかないのです。

今日は、この天気の変わり方が特に極端で、下手すると20分おきに晴れたり、土砂降りになったりを繰り返していました。空の大部分が青空なのに、大粒の雨が激しく降り注ぐことも多々ありました。このにわか雨は、天気雨というには余りにも激しいもので、こういう時は、空は晴れ、太陽の光が燦燦と降り注いでいるのに、濡れ鼠になる人が続出するわけです。

こういう日は、どんなに晴れていようが、雨が降るときは突然降るので、1時間後の天気の予想もできません。こういう無茶苦茶な天気の日は、大人しく家にとどまるか、にわか雨に備えて傘を常に持ち歩くかしかありません。

というわけで、ミュンスターでは、どんなに晴れているときでも、折り畳み傘が必須なのです。今日は大丈夫だろうと高をくくっていると、突然の雨でびしょ濡れになってしまうので、私はいつも折りたたみ傘を携行しています。