ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

光陰矢の如し

気がつけばもう7月、真夏になってしまいました。とは言っても、ミュンスターは30度を超す真夏日もあれば、長袖が必要な涼しい日もあり、微妙な感じです。湿気があまりないせいか、日が出れば暑くなり、日が陰れば寒くなるという、寒暖の差が激しい毎日が続いています。

はてなダイアリーも、毎日更新しようと思っていたのも今は昔で、すっかり更新が空くようになってしまいました。やりたいこと、やらなければならないことが頭の上に山のようにのしかかっているので、どうしても、更新は後回しになってしまいます。しかし、私より遙かに忙しいであろう皆様が、日々力の入った文章を書いてらっしゃるのを見ると、自分のバイタリティーの無さを思い知ります。

さすがにそろそろ論文を書きたいと思い、その準備をしているのですが、なかなか進みません。そろそろ原爆関係の本が日本から届くはずなので、届いたら、急いでそれらの本を読んで、発表の原稿作りを始めなければなりません。夏休み中は、フリースラントで再洗礼派縁の地、ライン沿岸や南独で旧帝国都市を訪ね歩くつもりですし、論文はいつ書けるのでしょうか。とにかく、地味に作業を続けるしかないので、地味に史料を読もうと思います。