ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

寒い・・・・

気がつけば8月になってしまいましたが、ドイツは、長袖を重ね着しても肌寒いぐらいの気温で、とても夏とは思えません。燦々と降り注ぐ眩しい太陽は、いったいどこに行ってしまったのでしょうか。

とりあえず、6日の演説用原稿は出来たものの、9日の発表用の原稿は、全然進んでおらず、尻に火がついてきました。何故ここまで難航しているかといえば、資料不足の他に、分かりやすい物語をいかに避けるかということに、私がこだわっているからです。

苦難を乗り越え世界平和のために活動する被爆者の栄誉を素直に讃えたり、逆にそっけなく事実だけを伝えて終わりにすれば楽なのですが、もう少し違う落としどころを考えると、急にずいぶん難しくなります*1。そろそろ、考えたり、調べるのを止めて、作業に専念しなければならない時期なのですが。どうしたものでしょうか。

*1:これは、私が平和活動に従事する被爆者の方々に敬意を感じていないと言うことを意味しません。むしろその逆です。