ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

静かなクリスマスイブ

今日はクリスマスイブでしたが、私は、キリスト教徒ではないので、特別なことは何もせず、普段通り過ごしました。ただ、クリスマスが素晴らしいのは、非常に静かなことです。こちらではクリスマスには、絶対に家族と過ごさなければならないと言う鉄の不文律があるようで、ヨーロッパ人は例外なく実家に帰ります。そのため、私の住んでいる寮はガラガラで、ほとんど人がおらず、共用部分は綺麗なままで、とても静かです。

自分の部屋でこんなに気持ち良く過ごせたのは、何時以来でしょうか。クリスマス様々です。年明けくらいまでは、人が少なく、静かだと思うので、しばしの安らぎを楽しもうかと思います。あいつら、二度と帰って来なきゃ良いのに。

今日は、一念発起して、部屋の片づけをしました。コピーしたは良いが、整理していない論文や文献が山のように積み重なり、手紙やら領収書やら、旅行中に買ったパンフレットやらがあちこちにちらばり、CDケースが山と積まれ、本棚の前が埋まり、奥の本が取れないなど、最近はかなり本棚周りがカオス状態に陥っていたので、思い切って全部整理しました。

文献をパソコンに打ち込んだり、ものを移動したり、ゴミを捨てたり、掃除したりしていたら、いつの間にか日が暮れてしまいました。本当は、整理が終わったら、デヴィッド・リンチの『Lost Highway』を見ようと思っていたのですが。いずれにせよ、久しぶりにゆっくりとリラックスできた快適なクリスマスイブでした。