ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

日本車は地球にやさしい?

土日とかなりちゃんと休み、栄養のあるものを沢山食べたし、天気も良かったのに、日中も体がだるく、ことある毎に欠伸が出て、頭が全く回らない状態でした。そんなに疲れが抜けないものかとも思うのですが、明日から再び文書館なので困ったものです。

今日は、図書館で16世紀のミュンスター再洗礼派に関するパンフレットを写真に収め、その後比較都市史研究所やコピー屋で文献複写を行うなど、文献集めの日でした。しかし、まだコピーしなければならない、あるいは買わなければならない文献が山のようにあるのですが、時間、労力、お金を考えると気が遠くなりそうです。

今日は夕方に、こちらでお世話になった先生のお別れの御挨拶に出かけました。私の頭がぼけていたので、研究の話はほとんどせず、世話話をしていました。先生はトヨタプリウスが大層お気に入りらしく、プリウスのようにエコロジー的で、燃費の良い車を作れる日本の会社は、ドイツのメルセデスBMWよりずっと良いと言っていました。

今は、ドイツの企業が、プリウスのような日本の車を真似しようとしている、ドイツの車は燃費は悪いし、しょっちゅう修理しなければならないとドイツの車をかなりけなしていました。ちなみにこの先生は、ドイツ人ではなく、スイス人です。

あと、先生のところにある日本人学生がメールをよこしたそうです。先生がそのメールのドイツ語が上手かったと誉めていたとき、私は、自分は未だにドイツ語が上手く書けませんと言いました。すると、先生に、書くのは大丈夫だけど、しゃべるのはまだまだだから、もっと練習してねと言われてしまいました。

こちらに来ても、結局一人で文献や史料を読む時間が長く、ほとんど人と会話をしない日も結構多かったので、思ったより会話は伸びなかったなとは、自分でも思います。他の若い日本人なんて、見る見るうちにドイツ語が上達するのに、なんで自分はと思わないことはないですが、結局最低限なんとかなるようにはなったのだから、まあ良いかと思う次第です。