ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

バリヤバイ

今日は、役所に17世紀の古地図を買いに行きました。昔の通りなどが分かるからです。しかし、買ったは良いのですが、こんなにデカイものをどうやって持って帰れば良いのか・・・・。

次に市立ではなく、州立文書館へ。必要な文献の複写依頼を頼まねばならないのですが、ここは複写がべらぼうに高く頭に来ます。自分で写真撮影ができないので、1枚1,5 ユーロでスキャンを頼むか、50セントでコピーを頼まねばなりません。自分で撮影できれば無料だと思うと、憤懣やるかたないです。文書館に長居できない他都市に住む人間や外国人のことを全く考えていないと、大いに腹に立ちます。

しかし、大変で仕方がない上に、将来貧困に陥る危険性が非常に高く、一銭の徳にもならないどころか、自分の資金を限界まで削って文献集めをしなければならないようなことを何故やっているのだろうと、我ながら疑問に思わざるを得ません。合理主義者は、絶対歴史学なんてできないというのは、常日頃から感じることです。

夜は、クルド人の友人にトルコ料理を奢ってもらいました。モツ入りの酸味のあるスープや、炒め飯、野菜、トルコ風ハンバーグ、ケバブなどが山盛りの料理を食べさせてもらいました。非常にうまかったです。あと、トルコ語と日本語の文法が非常に似ていると知って驚きました。

見積もりだしてもらった引っ越し会社に申し込んだら、すでに一杯になってしまったということで、引っ越しの目途が未だに立たず、どうしようかと途方に暮れています。Enschende 行きするにも、ドライバーがいないし。

しかし、荷物は全然詰めていないどころか、ますますコピーや本が増えており、これからまだまだ増える予定の現状で、もう来週引っ越しなんですが、我ながらいったいどうなるんでしょうね。わっははっは。