ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

人生で最も忙しい三日間

私が文書館に行ったり、他の街を渡り歩いたりして、準備を放置しておいたのが悪かったのですが、それにしても忙しい日が続きます。とくにこの三日は、人生で最も忙しい*1三日間と言ってもよろしいかと思います。

水曜は、睡眠時間3時間で荷物を全て積め、夕方運送会社に荷物を預けました。結局、ほとんどコピーと本で埋め尽くされた荷物は段ボール15箱分になりました。良く考えてみると、これほど多くの量の文献を読むことは物理的に不可能な気がします。

その後は、哲学者夫妻のところで韓国の麺料理をごちそうになりました。また、手製のプディングもいただいたのですが、プディングに入れたHaribo *2が、熱のため溶けてしまい、プディングの中に奇妙な物体が沈殿していました。その後は恒例の会合に赴き、最後の晩餐を楽しんだと言いたいところですが、疲労のためぐったりしていました。

木曜は、ひたすら様々な用事を矢継ぎ早にこなしました。インターネットとミールアドレスについて大学に聞きに行き、相変わらずのその不親切な対応に腹を立て、銀行で振り込みをし、歩きながらパンを食べ、市役所で手続きをし、本を売るため古本屋に行き、州立文書館でコピーを受け取り、お昼ご飯を食べ、市立文書館で複写依頼を出し、古本屋で本をただ同然で手放し、市立図書館で無くしたCDの料金を払い、銀行で口座の明細を確認し、コピー屋でコピーをし、州立美術館の売店を眺め、郵便局で箱を買い、友人といっしょにピザを食し、家に戻り、彼に諸々を差し上げ、幾つか電話をし、メールを書き、荷物受け取りの件で相談し、次に私の部屋に住む人と鍵の引き渡し時間について話し、荷物を積め、大学のメールアドレスにあるメールを保存し、ようやく夜中2時頃寝ました。こんなに忙しかったことはこれまでなかったので、思わず記録してしまいました。

本日もこれから盛りだくさんのスケジュールが待っています。我が愛するミュンスターを離れるにあたり、感慨の一つも沸いても良さそうなものですし、友人との別離に寂しさを覚えても良さそうなものですが、ここしばらく忙しすぎてどうしようもなく、そのような感傷に浸っている暇がありません。私が少々素っ気ない言動や態度を取ったとしても、それは別に私が薄情だからではないので、友人知人の皆様方に尽きましては、ご理解頂けるよう、よろしくお願い申し上げます。

というわけで、このブログのドイツ編も、本日が最後の更新になるかと思います。しばしの間、さようなら。

*1:現在進行形

*2:ドイツを代表するお菓子である熊のかたちをした堅いグミ