資料の山

今日、ようやくミュンスターの文書館から頼んでいた史料が来ました。量が多いので小包です。コピーを見たところ、わりと綺麗で、これから判読できそうな感じですが、まだ作業していないので何とも言えません。

私は、今は大分マシになりましたが、昔は外国語文献を読む速度が恐ろしく遅かったため、専門の文献を消化するだけで手一杯で、長い間それ以外の文献を余り読めませんでした。そのため、宗教改革関係の重要文献でも、読み残しているものが沢山あり、今それを一生懸命消化しています。

それにしても、積み上がるは資料の山、日々読み進む量は微々たるもので、読み終える速度より、文献が溜まる速度の方が遙かに早く、見る間に未読文献の山が積み上がっていくというのが現実です。専門と直接関係ないけれども、読んでおいた方が良い文献も含めると、気が遠くなりそうな分量になるので、時々多重債務者になった気分になります。