ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

ウォーターフロントと日本西洋史学会の懇親会

日本西洋史学会目玉のシンポジウムがあったのですが、私は出席せず、午後3時頃に新潟に着いてからしばらくホテル近くをぶらぶらしていました。ホテルの近くに万代橋という橋が、信濃川河口付近にかかっており、私はその近くの川沿いを散歩しました。天気は快晴、夏のような陽気で、大変気分が良かったです。

川沿いには、ホテルやショッピングモール、ガラス張りのテレビ局の建物、そして高層マンションが建ち並んでいました。その雰囲気は、まさにウォーターフロントという感じで、こういう風景はどこに行っても同じだなあと思いました。しかし、川岸の一部は舗装されておらず、雑草が生い茂り、おっさんが釣りをしているなど、金満的な風景とミスマッチで良い感じでした。

そうしてぶらぶらした後は、やはり信濃川河口にある朱鷺メッセという複合施設で開かれる学会の懇親会に行って参りました。朱鷺メッセ付近は、川の河口も河口であり、何とも湾岸で埋め立てチックな感じで、心が洗われるようだと思いました。

懇親会の会費は6000円で、やはり定収入があり研究費をもらって学会に来ている先生方と、極貧に喘いでいる院生やポスドクの会費は同じでした。

今回は新潟ということで、目玉は日本酒だったようで、巨大な樽酒の鏡割りも行われました。日本酒大好きな方々には素晴らしいもてなしだったのではないかと思います。懇親会での社交は、私は何分人脈も何もない地方大学の院生ですので、それ相応で終わりました。