ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

日本西洋史学会の報告と日本海の夕焼け

この日も快晴で、夏のような一日でした。私は報告者で背広を着なければならなかったので、少々暑苦しかったです。私は、この日報告をしたので、報告前は緊張して人の話を聞く気分ではなく、報告後は燃え尽きて面倒な話を聞く気にはなりませんでした。そのため、私にとってこの日の学会は、原稿を一生懸命読み上げ、質問にできるだけ答えるという単純作業で終わりました。

しかし、他の人の報告では、パワーポイントが使われることもあったので、そろそろパワポ使用も視野に入れないとなあと思いました。

学会が終わった後は、伊勢丹にある和食レストランで新潟名物わっぱ飯を食べました。私は鮭といくらのわっぱ飯を食べたのですが、やはり新潟だけあってご飯が大変おいしかったです。

その後は、苦もあれば楽もあるということで、新潟観光をしました。疲れていて、ぼーっとしたかったので、とりあえず海辺に行って、長い間ぼーっとしていました。浜辺は、延々防波堤で覆われていました。この日は風もほとんどない穏やかな日だったのですが、それでも防波堤には大きな波が押し寄せ、防波堤に当たっては、大きな飛沫を上げ砕けていました。その勢いたるや大変なもので、日本海は本当に荒い海なのだと思いました。

その後も、ぼーっとしながら、海辺を散歩していたのですが、結局日が暮れるまでずっと海辺でぶらぶらしていました。夏の真っ青な空が、日が沈むにつれて次第に赤みを増していく様は圧巻でした。オレンジ色に染まる空の下、佐渡島の向こうに沈んでいく夕日を見れるとは、なんという贅沢だと、心の底から癒されました。