ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

2008-04-04から1日間の記事一覧

ヨーロッパ人が忙しくない4つの理由

藤井敏彦さんがヨーロッパ人が忙しくない理由を四つほど挙げていました。本当かどうかは良く分かりませんが、そうかもと思わされます。 理由1:自分に甘く他人にも甘い 理由2:同じ仕事をずっとやる 理由3:権限委譲が徹底されている「ヨーロッパ人が忙し…

ノルベルト・エリアスの「図柄」と「定着者と部外者」

このあたりを考えるための参考になればと期待。 「図柄figuration」という概念を、人間の相対的自立性と相対的依存性をその相互関係のなかで捉えるために用いる。このモデルを借りることで、相互依存関係の鎖の内部における個々の個人が持つ自由に決定できる…