ノルベルト・エリアスの「図柄」と「定着者と部外者」
このあたりを考えるための参考になればと期待。
「図柄figuration」という概念を、人間の相対的自立性と相対的依存性をその相互関係のなかで捉えるために用いる。このモデルを借りることで、相互依存関係の鎖の内部における個々の個人が持つ自由に決定できる範囲、かれの自立性の範囲、個人の行動を調整している個人的戦略などを検証し、その解明により近づけていくことができる。
- 作者: ノルベルトエリアス,波田節夫,道籏泰三
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1992/01
- メディア: 単行本
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