懇親会
長い間講演を聞いた後で、懇親会が開催されました。ちなみに懇親会の参加費は6000円という目の玉が飛び出そうな金額であり、貧乏な大学院生お断り(金のある院生大歓迎)を意味するのではないかと邪推したくなるくらい高かったです。*1しかし、私は、何年も日本にいませんでしたし、余りにも他の研究者の方々と接点がないので、泣く泣く6000円を支払い、懇親会に参加しました。
懇親会が行われたのは、千葉大学の学生食堂で、そこに様々な料理と飲み物が用意され、立ち飲みスタイルで、しばらく歓談するという形式でした。
昨年の西洋史学会は神戸で開催されたということで、懇親会では、神戸牛が出たそうです。それに対抗すべく、今回は、20種類の地酒を取りそろえたそうです。ただ、その代わりに、料理は特筆するようなことはないものになったようです。
会場には、所狭しと人がひしめき合う大盛況となっていました。やはり、先生方が多いものの、院生も結構見かけました。しかし、私は、何分知っている人がほとんどいないので、「超アウェー」という感じを受けました。
それでも、なんとか始終隅の方で一人でいるということは避けられ、新しい方々ともお知り合いになり、歓談することができたので、とりあえずその場はやり過ごせたと思いました。とは言うものの、まだまだこの集団の構成員の一人だという帰属意識は全く沸かず、自分とは縁遠い世界だと思ったものでした。