ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

博士課程、51年ぶり定員減 国立大・大学院

 来年度の国立大・大学院の入学定員のうち、博士課程の定員が51年ぶりに減ることが30日、文部科学省のまとめでわかった。博士課程に進む学生の「質の低下」を防ごうという大学側の意向や「ポストドクター」の余剰問題、企業や研究機関などでの受け皿の縮小が影響していると文科省はみている。

 博士課程の定員は1万4282人で、前年度に比べて118人減った。一方で、企業が人材を求めやすい修士課程の定員は増えたため、大学院全体では496人増の5万6400人となり、過去最多を更新した。

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博士課程の学生は、現在需要と供給が全く釣り合っていない状態なので、博士課程の定員が減少することは大変喜ばしいことだと思います。これ以上高齢非正規労働者を増やさないためにも、私立大学を含めた、特に人文系の博士課程の学生の削減は、急務であろうと思います。