ケルンの大モスク建設計画をめぐり論争勃発
【8月6日 AFP】ドイツ西部の都市ケルン(Cologne)に欧州最大のモスク(イスラム礼拝所)を建設する計画が持ち上がり、キリスト教関係者と極右の一部から「イスラム系住民がその強大さを誇示するためのもの」と強い反対の声が上がっている。
(中略)
問題のモスクは、市内のエーレンフェルト(Ehrenfeld)地区に建設される予定。2000人の信者を収容できる大規模なもので、高さ55メートルの2本のミナレット(尖塔)と、34.5メートルのガラスでできた丸天井が設けられるという。建設費は個人からの寄付金、および金融機関からの融資でまかなわれる。着工は2007年中の予定。
このモスクは、どうも以前ご紹介した、カトリックの司祭が資金援助をしようとしているモスクのようです。ドイツでは、モスクが沢山あるのですが、一見してモスクと分かるような立派なものはほとんどないようです。ドイツ内での人口比を考えれば、大都市には大きなモスクがあっても、おかしくはないのですが、この辺の感情的な問題は難しいですね。