ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

2005-08-11から1日間の記事一覧

全力は尽くしたが、しかし・・・・

こうして、原稿を書き終わり、パワーポイントのファイルを作り終えれば、もう仕事の大半は終わったようなものだということは分かっていたので、講演当日は、わりと気楽な気分でした。前日に原稿をチェックしてくれた友達も、内容は良いと言ってくれたので、…

被爆者の多様性とわかりやすさのトレード・オフ

私が話したのは、戦後被爆者が、健康、経済的困難、差別、罪悪感などに苦しまなければならなかったこと、そして彼らが、そのような生活や精神状況の中で、一方では沈黙し、一方では反核、平和運動に参加してきたこと、しかし、そのような態度決定は、絶えず…

講演会が終わりました。

長崎に原子爆弾が投下されてから60年目に当たる8月9日(日本時間ではすでに翌日になっていたのですが)、無事、ここしばらくの懸案だった発表を終えることが出来ました。今回の講演会は、私が頼まれたときは非常に小規模な催しだったはずなのですが、何…