ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

ボードリヤールとシオラン

猫屋さんのところで、ル・モンドのボードリヤール記事が翻訳されています。これは凄い!

ポール・ヴィリリオのインタビューから。

作品のなかに、その孤独の跡を見ることはできますか?

はい、なぜなら彼は、シオランのすぐとなりに並べうる懐疑の哲学者だったからです。大体、シオランについては共に多くを語り合ったのですが。そして、たえずアカデミックな成功からくる思い上がりを拒絶した。メディアの勝利という現在の錯乱を彼は予見していた。

ボードリヤールは、シオラン萌えだったのですか。そんなに懐疑的な人だったとは知りませんでした。