ミュンスター再洗礼派研究日誌

宗教改革の少数派である再洗礼派について紹介していきます。特に16世紀のミュンスターや低地地方の再洗礼派、17~18世紀のノイヴィートの宗教的寛容を研究中。

2006-12-10から1日間の記事一覧

社会変化の単位

歴史学は、基本的に変化を扱う学問なので、社会変化についてのモデルは、歴史学の理論の根幹に関わると言えます。そのためでしょう、この本の最後に社会変化についての章が置かれ、なおかつ中味も非常に濃いと感じました。上のレジュメの記述を見ていただけ…

ピーター・バーク『歴史学と社会理論』第五章レジュメ

読書会で、レジュメを切ったので、載せておきます。 ピーター・バーク『歴史学と社会理論』、佐藤公彦訳、慶應義塾大学出版会第五章 社会理論と社会変化 機能主義から構造主義までの特定のアプローチは、変化を説明することに失敗しているという批判を受けて…