メモ
富士通のScanSnap は、高速で資料をpdf化してくれるようですが、これ超便利ですね。手持ちの資料を全てpdf化すればUSBメモリーでいつでもどこでも膨大な量の史資料を参照できるわけで、ノートパソコン持ち歩きでどこでも論文が書けます。海外に留学するとき…
TWITTERに人文科学部と社会科学部があるようです。人文科学部は部員60人です。 人文科学部 社会科学部 私も入りたい!!
この間の再洗礼派勉強会で個人的に非常に面白いと思ったのは、ユストゥス・リプシウスが、Family of Love 愛の家族の信徒だったことです。この愛の家族は、オランダ再洗礼派や自由心霊派など中世神秘主義の流れを汲む神秘主義者の集団です。何故かというと、…
「History and Theory」の2008年12月号で神と宗教と歴史に関する特集が組まれていたようです。 God, Science, and Historical ExplanationTOR EGIL FORLAND, Acts of God? Miracles and Scientific ExplanationBRAD S. GREGORY, No Room for God? History, S…
オハイオ大学で「historical violence database」という企画が動いているようです。歴史学も、そろそろ大規模な共同研究やプロジェクトの時代に入ってくるのでしょうか。 Project: Our goal is to create a collaborative database on the history of violen…
金沢大学の田中俊之先生の論文が、金沢大学学術情報リポジトリで公開されています。中世から近世にかけてのドイツ都市史についての論文や書評を多数読むことが出来ます。http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/handle/2297/86/simple-search?query=%09%…
Wikipediaにハンスザックスが1568年に出版した「Eygentliche Beschreibung aller Stände auff Erden, hoher und nidriger, geistlicher und weltlicher, aller Künsten, Handwercken und Händeln」があります。パンフレットの画像と書き起こしが両方あります…
エインズリーの『誘惑する意志』で有名になった双曲割引の基づく時間選好ですが、日本でも色々論文があるようです。CiNiiで「時間選好」で検索すると36件が引っかかります。Wikipediaでも、「Intertemporal choice」の項があります。 和田,良子, 異時点間の…
「Future of Government」さんで、「靖国問題をゲーム理論で解く 」という記事が載っていました。http://hidemarunba.at.webry.info/200608/article_9.htmlその中で、「マルチエージェント・シミュレータによる社会秩序変動の研究」というサイトが紹介されて…
Sylvia Brown(ed.), Women, Gender and Radical Religion in Early Modern Europe, 2008.(目次) Gary K. Waite. Eradicating the Devil's Minions: Anabaptists and Witches in Reformation Europe, 1525–1600. Buffalo, N.Y.: University of Toronto Press.…
私の現在の最大の関心は、移動する人々にあります。そのため、そろそろ基本データを揃え始めたいところです。Dr. Otto Volkのゼミ教材で、中世の人々の移動に関する文献を網羅的な集めたリンクがありました。これは超便利です。http://online-media.uni-marb…
極東書店のカタログで、個人的に面白そうだと思った本です。 Jason P. Coy, Strangers and Misfits: Banishment, Social Control, and Authority in Early Modern Germany, 2008. Christine Schedensack, Nachbarn im Konflikt. Entstehung und Beilegung vo…
グローバルCOEプログラムの中で、個人的に面白そうだと思ったものを挙げてみます。 コンフリクトの人文学国際研究教育拠点 (大阪大学) 心の社会性に関する教育研究拠点 (北海道大学) 共生のための国際哲学教育研究センター (東京大学) 格差センシティブな人…
田中俊之「中世末期ドイツ都市共同体と周縁集団−娼婦の存在形態を中心に」(前川和也編著『ステイタスと職業―社会はどのように編成されていたか―』ミネルヴァ書房、338-361頁)に、Schuster による*1中世末ドイツ都市の娼婦の人数が紹介されていました。(350頁…
Band 65 / 2007 352 Seiten, zahlreiche Abbildungen und genealogische Tafeln, gebunden. – ISBN 978-3-402-13886-1; 38,00 €. Leopold Schütte:Bauer oder Landwirt?* – Die Bedeutung des Wortes Bauer, S. 7–16. Jochen Ossenbrink:Territorium, Besied…
オランダの再洗礼派専門の学術雑誌「Doopsgezinde Bijdragen」の目次が、「doopsgezinde historische kring」に掲載されていました。 Inhoudsopgave DB 33 (2007) Jelle Bosma, Redactioneel (7-9) Marius Romein, Hoe gebruikte Menno het Oude Testamen? (…
「極東書店」のカタログで面白そうだと思った本です。 Murray, Alexander, Suiside in the Middle Ages: The Violent against Themselves. 1, 2009. オリジナルは1999年出版で、こちらはペーパバックだそうです。 McGowan, Margaret M., Dance in the Renais…
なんと、『世界ホームレス百科事典』という事典があるそうです。非常に欲しいのですが、お値段を見て諦めました。世界ホームレス百科事典作者: 駒井洋,デーヴィッドレヴィンソン出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2007/11/30メディア: 単行本 クリック: 6回…
大阪大学の『パブリック・ヒストリー』電子版で、秋田茂先生の「グローバルヒストリーの挑戦と西洋史研究」という論考がpdfで読めます。http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/info-1-2.html2006年の日本西洋史学会の公開講演「世界史とヨーロッパ史」でお…
カリフォルニア大学のeScholarship Repositoryに、Sergei Nefedovの「A Theory of Demographic Cycles and the Social Evolution of Ancient and Medieval Oriental Societies」の英訳がありました。中東、中国、インドなどを比較しながら、人口の増減と社会…
16世紀を代表する神秘主義者セバスチアン・フランクの『諺集』(Sprichwörter, schöne, weise Klürgredenn : darinnen teutscher und anderer spraachen Höfflicheit, zier, höhste vernunfft un klügheit, was auch zu ewiger und zeitlicher Weißheit, tuge…
Den Himmel kaufen. Heilskommerzielle Perspektiven des 14. bis 16. Jahrhunderts, in: Jahrbuch für Biblische Theologie 21 (2006)ベルント・ハムのこの論文は、贖宥状批判に関する以下の論文と合わせて、宗教改革研究者必読論文になっている予感が。Win…
科学と宗教の問題に関心がある人にとっては宝の山である、南山宗教文化研究所「科学・こころ・宗教」プロジェクトのブログで、「宗教と社会」学会学術大会におけるテーマ・セッションのレポートが上がっていました。「テーマセッション「日本における「科学…
Politics and Reformations: Communities, Polities, Nations, and Empires. Essays in Honor of Thomas A. Brady, Jr., Edited by Christopher Ocker, Michael Printy, Peter Starenko, and Peter Wallace Urszula Szulakowska, The Sacrificial Body and t…
「南山宗教文化研究所「科学と宗教」プロジェクトBLOG」で、WIREDの文化心理学に関する面白い記事が紹介されていました。 「東アジアの人のほうが、より全体に注意を向け、人間を他者との関係の中で捉えるようだ」と、論文執筆者の1人である増田准教授はプレ…
日本の社会的ジレンマ研究の第一人者である山岸俊男先生のサイトで、過去に発表された論文がpdfファイルでダウンロードできます。 審査付き論文 紀要論文 また、「日刊イトイ新聞」で、長文のインタビューがありました。 信頼の時代を語る。山岸俊男さんの研…
山岸俊男先生が率いるCOEのサイトで、膨大な研究成果を見ることが出来ます。 グローバルCOE「心の社会性に関する教育研究拠点」 21世紀COE「心の文化・生態学的基盤」 北海道大学社会科学実験研究センター また、北大の若手研究者による以下の論文集は、歴史…
三重大学紀要に掲載された久慈利武氏の諸論文をインターネット上で読むことが出来ます。(リンク)ジェームズ・コールマンの『社会理論の基礎』についての記述です。 このような相互依存の分析を、社会学の研究対象である非市場的・非貨幣的な相互行為一般につ…
伊勢田哲治氏のサイトでは、これまで公表されたかなりの論文を読むことが出来ます。個人的に関心があるのは、以下の諸論文です。 「ベイズ主義の社会化はいかにあるべきか - リーバイのモデルの検討を通して -」 「認識論における非個人主義的内在主義」 「…
歴史/物語の哲学 展望 歴史を書くという行為―その論理と倫理 野家啓一 I 歴史というトポス 1 西欧(オクシデント)の歴史意識 三島憲一(東京経済大) 2 「オリエント」の歴史意識 大塚和夫(東京外語大) 3 歴史の必然性について 北川東子(東京大) 4…